尿管結石
尿管結石とは
腎臓、尿管、膀胱、尿道に石ができる病気のことを「尿路結石」とい言います。
腎臓で作られた尿を膀胱に運ぶ細い管を尿管と言い、そこに結石が下りたものを「尿管結石」といいます。
症状
脇腹から下腹部にかけての激しい痛みや血尿等の症状が現れることや、尿を塞いでしまうことで尿路感染症や水腎症を起こしてしまうこともあります。
結石とは
結石は、尿中に含まれるシュウ酸やカルシウム、尿酸等の成分が過剰となり、結晶化することで発生します。
原因
明らかな原因は不明ですが、生活習慣や体質が関係していると言われています。
結石が自然排出できそうな大きさの場合は、水分摂取や運動、薬剤治療で経過をみますが、結石が大きく自然排泄が難しい場合は破砕はさい治療(体外からの衝撃波や内視鏡でのレーザー治療で結石を砕く)や外科的治療が必要になる場合もあります。
予防
予防のためには、水分摂取、食事内容(脂肪分、糖分、塩分)に気を付け食物繊維の摂取、睡眠2時間以内は食事を摂らない等を心がけるとよいでしょう。
ほうれん草、紅茶、チョコレート、ビール、レバーなどは結石を作りやすい食品と言われているので摂り過ぎには注意しましょう。