メニュー

気管支炎

気管支炎とは

気管と気管から枝分かれする気管支に、ウイルスや細菌が入りこみ、炎症を起こすことです。

気管支炎には数日間でよくなる急性気管支炎と、数か月から数年にわたり症状が続く慢性気管支炎があります。

原因

 ウイルス(インフルエンザ、アデノ、ライノ、コロナなど)への感染や、マイコプラズマや百日咳、肺炎球菌、といった細菌による感染症、アレルギー、喫煙、大気汚染、化学物質などがあります。

急性気管支炎

症状

咳や痰、のどの痛み、発熱、倦怠感、食欲不振などの全身症状や前胸部不快感を伴う場合もあります。赤ちゃんや子供は重症化しやすいとされているので注意が必要です。息を吐く時に喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼーという呼吸音)が聞かれたり、呼吸が苦しくて眠れなかったりする場合は速やかに受診しましょう。

治療

基本的に安静と水分栄養補給、症状に応じた対症療法が中心となります。

慢性気管支炎

症状

長期間続く咳や痰(3か月以上続く状態が2年以上持続)、息切れ、喘鳴、胸痛

治療

喫煙が原因の場合には、禁煙が最も重要です。そのほかに薬物療法(去痰薬や気管支拡張薬、抗炎症薬)、運動療法(適度な運動で肺機能の改善を図る)、酸素療法(慢性的に呼吸不全がみられる場合、在宅酸素療、法を行うこともあります)

気管支炎の予防のために

日頃からの手洗い、うがい、手指消毒、マスクの着用、十分な栄養と睡眠、適度な運動が大切です。またインフルエンザや肺炎球菌のワクチン接種も有効です。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME